Montag, Oktober 13, 2008

スカンジナビアデザイン☆ヘルシンキ写真集2

フィンランドに来たならば、フィンランドデザインに浸ろう!と言うわけで、ヘルシンキの郊外にあるアラビアの工場へ。アラビアとは、言わずと知れたフィンランドの有名な陶磁器メーカー。アラビア工場では、ちょっとした欠陥のある商品が25-50%オフで売っている。すかさずムーミンシリーズのカップを購入してしまった!

≪トラム6&8の終点。アラビア工場≫

≪この中にショールームが入っている。≫

≪アラビア戦利品!!!≫

≪ヘルシンキの華やかな通り。エスプラナーディ公園に沿って北通りと南通りがある。≫



≪ここは、ヘルシンキのデザイン・ディストリクト。おしゃれなお店やカフェが沢山入っている。マリメッコもその一つ。≫

≪この建物はホテル・ケンプ。ここのバーで結婚式の2次会が開かれた。≫

≪カフェ・ファツァー。フィンランドのお菓子メーカー、ファツァーのカフェ。おいしいチョコレートはお土産にぴったり。ガラスには創設者カール・ファツァーがお目見え。≫

≪メリサタマの海岸≫

≪遠くに見えるのが、世界遺産スオメンリンナ要塞のある島。島と並んで見える巨大な白い物体は、船(!)でございます。≫


おまけ:
よーくみて。屋根の上には・・・なんと、ふくろう!!!
街の真っ只中なんですけど。どこから舞い込んだんだか。フィンランドでもこんなこと珍しいらしい。テレビチームも駆けつける始末。
近くにいたお父さん曰く、「3時間前に妻が電話でふくろうがいるって連絡よこしてきたけど、まだいるとはびっくりだよ!」
そんなに長い間じっとしているなんて、ふくろう君。下の騒がしさをよそに熟睡してるのかもね。

Samstag, Oktober 11, 2008

ヘルシンキ写真集1

友人のフィンランド人カップルの結婚式へ招かれ、ヘルシンキへ。
今年はストックホルムで北欧でびゅ~したのに続けて、スカンジナビアづいている。水と森に囲まれた素敵なデザインの街の素敵な結婚式♪
写真でご紹介~。

クリが前日までローマで研修だったので、結婚式当日にヘルシンキへ向かう。
元々教会での結婚式にはギリギリに着く飛行機しかなくドレスにスーツで飛行機に乗り込んだ。その上、よりによって飛行機が遅れ、ヘルシンキの空港からタクシーを飛ばして教会へ。
15分遅れで教会へ駆けつけると、ちょうど二人が誓いの言葉を交わすところだった。
ふ~~。この大事な瞬間に間に合ったのは本当によかった。
絵に描いたような素敵な二人。いつまでもお幸せに!!!

次の日は新郎新婦のご親戚がヘルシンキを案内してくれました。
≪ヘルシンキ大聖堂≫

≪元老院広場。ロシア皇帝アレクサンダー2世の像が右側に見える。≫

≪グスタフ・ニュストロム設計のサートゥタロ(政府の会議のための建物、1890)≫


≪大学の講義を受ける私たち。いやいや、実は今や一部博物館となっているヘルシンキ大学の講堂で親戚の方が大学の歴史を説明してくれているのです。≫

≪奥に見えるのがウスペンスキ寺院。別名ロシア寺院。フィンランドは長い間ロシアの支配下にあっただけあって、建物などにロシアの影響が垣間見える。≫

≪大統領官邸、ここにも兵隊さんがたたずむけれど、他のヨーロッパ諸国で見慣れた感じとは一味違う。≫

≪港に沿って広がるマーケット広場≫≪風船の中にはもちろんムーミン♪≫

≪ヘルシンキとその再生を象徴するハヴィス・アマンダ像≫

Dienstag, September 30, 2008

やるじゃんポツダム。

ポツダムとはベルリンの隣町で、家からは電車で30分位のところにある。
見かけ小さな田舎町だが、ブランデンブルク州のれっきとした州都。

ここにはポツダム宣言で有名なツィツィーリエンホーフ宮殿やフリードリヒ大王のサンスーシー宮殿、宮殿のすばらしい庭や水辺の自然など、素敵な見所(&世界遺産)が沢山あって、以前にも何度か訪れた。とは言え、町の中心はというと、DDR時代にほったらかしにされ、統一後も宮殿などに修繕費が回っていたからか、観光の対象としてはかなりみすぼらしく、わざわざ寄ろうなんて気にならなかった。

しか~し!
今回トラムで町を抜けると、以前の町の雰囲気とかなり違う。人々で通りが賑わっているし、なんかピカピカしている。思わずトラムから降り、町を散策してしまった。どこを見ても修繕が行き届き、めちゃくちゃ綺麗になっている。
この町が実はこんなに可愛くてお洒落だったとは!この変身振りはただごとではない。
ブランデンブルク州都の意地とも言うべきか・・・。

ポツダムの町の散策で特に気に入ってしまったのは、オランダ地区。予期せずいきなりレンガの町並みが現れて、ここは一体どこ状態。お伽の町の中に更なるお伽の町がある感じ。

オランダ地区にかかわらず、町の小道のあちらこちらにベルリンでは消えつつある個々に違う小さなお店が散らばっているのもいい。扉の向こうに多くの発見が待っている。

あまりにも可愛い町並みにベルリンを捨ててここに移り住もうか一瞬マジで考えた。
だからベルリンに来るならば、ポツダムに寄らなきゃそんそん。と心から思う。
特に秋の晴れた日には、宮殿めぐりはもちろん、紅葉する自然を遠目に町中を散策するのもお勧め☆

長くベルリンの影に隠れて晴れの日を見なかったポツダム。
今はポツダムの町が近くにあるっていうことが、ベルリンの価値を更に上げている感じ。
都会を気取る馬鹿でかい道が幅を利かせるベルリンに嫌気が差したら、迷わず隣町ポツダムへ。小さな可愛いお伽の町が心を癒します。




Freitag, August 29, 2008

真夏の夜の夢☆

真夏も何も。かろうじてまだ夏かなっという感じの今日この頃。

モンビジュー・パークにある野外劇場で、『真夏の夜の夢』を見た。
開始は日も暮れた夜9時半。天気も悪くなかったので小さな劇場は満員。
開始ぎりぎりに入ったクリ&私は、かろうじて一番後ろの席をゲット。

観客席は木造で、木のいい香りがする。
屋根は後ろの席の上にあるだけなので、雨が降ったら劇は中止になるのかも。
舞台も屋根なしの青空舞台。

この真夏の夜の夢は、へクセンケッセル・ホーフテアターという団体が手がけている。
彼らの演出・舞台・衣装すべてが良かった。
妖精たちが住む森のシーンが多い話だけに、モンビジューパークの野外舞台はぴったりだった。脚本も笑わせる。けど、話の展開はシェークスピアの原作に忠実につくっている。なにより小さな劇場なので役者たちの息遣いが伝わってきて臨場感たっぷり。それがこの劇場の醍醐味でもあるのかも。

余談だけれど、最近では、日本では、真夏の夜の夢は、『夏の夜の夢』と訳されているそう。
まぁ、原題がA Midsummer Night's Dreamなので、直訳すると夏至の夜の夢。夏至と真夏では意味が違うかららしい。
私は真夏の夜の夢と学校で習ったので、ごろ的にも、真夏でもいいじゃんと思うのだけど・・・。ちなみにドイツ語でも、夏至とは訳されておらず、ただの夏の夜の夢Sommernachtstraum。



まぁ、それにしても、こっちの人って夏になるとなんでも野外。好きだよな~。
一分でも一秒でも、日が落ちたって外で夏を謳歌していたいのでしょう。

これから長~い冬がやってくるからねー。
あーいやだ。

今のうちだけは、冬のことを考えず、残りわずかな夏にすがっていたい。
夏の夜の夢~☆

Dienstag, Juni 17, 2008

ストックホルム写真集☆氷の世界&ストックホルムの食

ストックホルムのアイスバーへ潜入。

そこは氷の世界~。

スウェーデンらしく、夏至のお祭りのポールが飾られておりました。が、なんか寒々しい。

皆エスキモ~。でもこの防寒着はそんなに暖かくない。足がカバーされてないので、サンダルの人にはきついだろうね・・・。

早速ウォッカベースのカクテルを注文。なんか、横から見ると、エスキモーというよりは、スキャリームービーのマスクかぶった殺し屋みたい・・・。
それは、さておき。氷のコップからカクテル飲むなんてなかなか出来ない経験ができた。
とは言え、こうやって氷の世界でカクテル飲むくらいならいいけど、これのホテルバージョン、アイスホテルなるものにお金払ってまで泊まろうとは決して思えない・・・。と、この寒さを味わい思うのだった。



さて、外は一転夏のセルゲル広場。奥に見えるエヌコー(NK)は、北欧最大規模の高級デパート。手前のタワーはどう見てもコンクリートにしか見えないけれどガラスでできているそう。

そして、街のいたるところにあるMAX。スウェーデンのマクドナルド。マクドナルドもあるけれど、スウェーデン人ならば、迷わずMAXを選ぶという。ポテトの代わりに、豆とかサラダとか、フルーツとかをつけられる。サラダの種類も豊富。

スウェーデン人が誇るだけあって、マックよりもボリュームあっておいしかった。


オーデンプランの市立図書館。かわった円形の建物が有名。


中もこれぞ図書館!という感じ。無数の本が迎えてくれます。

そしてなぜかストックホルムでラーメン。なかなか美味しかった。


こちらは、正真正銘スウェーデンの名物。ニシンのオープンサンド。セーデルマルム広場の屋台で購入。マスタードソースが北欧っぽい。


ベルリンから飛行機で一時間あまりのストックホルム。
気軽にまたやって来たいです。

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Montag, Juni 16, 2008

ストックホルム写真集☆スカンセン&ユールゴーデン島

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フェリーに乗ってユールゴーデン島へ。



ユールゴーデン島の遊園地グレナルンドから轟く悲鳴がこっちまで届く。

茶色の四角い建物は、ヴァーサ号博物館。17世紀の戦艦ヴァーサ号が展示され、そのマストが建物から飛び出てるのが見える。
この船、設計上のミスか、出発から間も無くストックホルム港内から出ないうちに、あっけなく沈んでしまったそう。およよ~。

スウェーデンの伝統的な建物や当時の職人の働く様子を垣間見ることが出来る野外博物館スカンセン。

ガラス工房では、ガラス製品を作る様子を見ることが出来る。

ガラスのヘラジカ♪

スウェーデンの民族舞踊も披露されます。

本物のヘラジカが見られる!と興奮したのもつかの間、ここのヘラジカにはヘラがなかった・・・。季節のせい?それとも安全のため?ショック~。

スウェーデンの伝統的な建物は全て木製。ヨーロッパからの影響を受けた西洋風な家も、よく見るとやっぱり全て木で出来ているから驚き。

スカンセンの丘からストックホルムの街を見下ろす。

これまたユールゴーデン島にある北方民族博物館。スウェーデンの16世紀から現在までの営みを見ることができる。

中に入ると正面にででーーんと登場するのがヴァーサ王。ヴァーサ王はスウェーデンを独立させた、名実ともにスウェーデンの最初の王様。おかっぱ頭がかわいい・・・。

節約のためか、故障中なのか、真っ暗な部屋がいくつかあって、そこでは暗すぎて展示が見られなかった。でも、基本的には見ごたえある博物館です。

帰りは、橋を渡って、島を出る。

海沿いの通りにはいくつものボートが停泊している。

さすが数多くの島からなる街。タクシーボートがあります。