Samstag, Dezember 16, 2006

歯のこと。そして忘年会シーズン。

先週親知らずを抜きました(左上)。
超激くるしかった。
歯医者さんもビックリのかなりの手ごわいお歯で・・・もー歯医者さん二人がかりで2時間ぐりぐりガリガリばりばりと・・・そりゃ壮絶なものでした。
ここまで手間取らせたのも、親知らずの根元がクイッとまがっていたため。
歯まで根がまがっているとは!?って思っているのは誰だい?
はぁ・・。ビックリ、がっくり、げっそり。
でも、驚きはそれだけではなかった。
歯のレントゲンをとって判明したのだけど、私にはまだ子供の歯、つまり乳歯がまだ残っているというのです。
左の奥から3番目。そんなことってあるのだろうか。(って自分がそうなんだけど。)でも、信じられない。こんなびくともしない奥歯が乳歯だなんて信じろっていう方が無理さ。
でも、歯医者さんがそう言ってるのだから、そうなんだろう。
それにしてもなんでお前は抜けずにまだいるのだ。抜けずに居座るにも、ちょいと長すぎやしないかぇ?30年だよ、30年。乳歯のくせに既に30年もがんばっちゃって、ホント大丈夫なのだろうか。
でも、ということは、生えてくるはずだった永久歯はどうしてしまったのだろう。

色々な疑問が頭をよぎったのに、抜歯の苦痛で乳歯について聞くのをつい忘れてしまった。
来週また歯医者に行くので、この乳歯についてもっと聞いてこようと思ってます・・・。


・・・さて、話題さらっと変わって、

日本ではもう最近、クリスマスるんるん♪というよりは、いざ忘年会!!てな感じです。(私の周りだけかもしれないけどね・・)
「いついつどこどこで忘年会、空けといて!」というメールが飛び交うようになりました。
そろそろ年の瀬を感じます。

とはいえ、うちのNPOは、やはり大半がクリスチャンであるフィリピンの方々と関わりが深いので、しっかりクリスマス・パーティーを開催します。(明日)
一人一品もちより。
明日は朝が早いので、今日のうちに用意。
さっきまで唐揚げをあげて、あげまくって、約130個・・・。(もー唐揚げ見たくね~)
一品とはいえ、スタッフなので多めに持っていくという使命があったりするのです。
まぁ130個の唐揚げも70人の参加者を考えれば、全然たいしたことないのですがね。

仕切る側なので大変ですが、皆楽しい思いをして帰ってくれればと思います。
長らく会っていなかった、フィリピン人親子にも会えるので楽しみです♪

Freitag, Dezember 01, 2006

師走

11月が終わる前に後一回は更新したかったが、時はすでに師走。
はやすぎ。
12月になったの気付いてない人、結構いるだろうな。(それは君だけ)

11月は、なにしろ怒涛の日々。
調査・翻訳・NPOに加えて、締めは初の新聞投稿依頼ときた。
しかも、チェコの。
なぜに、チェコ?!かと言えば、発端はそもそも人知れず実はグローバルに交友関係を展開していた我が相棒クリゆえ。
詳細を言っちゃぁ、チェコで新聞社に勤めるクリ友が、一度も会ったことないクリカノに、専門外の分野にも関らず、ずうずうしくも投稿のいらぃ・・・ぉっと、つい本音が。

まぁでもね、他に日本人の知り合いのない彼が、頼まれるとノーと言えない私にたどり着いたのも何かの縁。引き受けてしまった。

それから、あわせて大体3・4日ほど、そのうち2日徹夜状態で「北朝鮮の核実験を受けて日本対応、一般の反応、これまでと今後の日本のアジア外交もろもろ」のテーマで質問に答えつつ、記事を書いたのだった・・・。(テーマくらいはっきり定めてくれよ・・・)

こんなクリ友の対応に、どんなに小さな新聞だろうと思ったら、チェコでは結構有名な評価の高い新聞だそうだ。(ほんとかな~)A2と言う文化欄中心の新聞ということですが、誰かご存知??特にチェコ在住の方。
インターネットで見る分には(チェコ語だから、いまいちっていうか全然内容が分からんが)ちゃんとした感じも受ける。でも英語での案内がないからやっぱり規模は小さいかも。

でも、規模の大小に関らず、やっぱり新聞記事なのだから滅多なことを書くわけにはいかない。それに日本人としての責任みたいなものも感じて、これまでの知識に加え色々な新聞記事・文献を読み漁り、誠意を持って問題にじっくり取り組んだ。ほとんどノーギャラにも関らず。(ってそれは余計)でも、しっかりプラハに行った折には世話になるからねーB~。(やっぱそれかっっ)

そして本日チェコでの新聞記事デビューに至る。しかも顔写真・プロフィール付で。
誰も私を知る人のいない地で、自分のことや自分の記事が多くの人々の目に触れるのは、なんだか変な感じ。けれども、この記事が日本を知る窓口になり、日本が唯一の核被爆国として今後も先頭を切って取り組んでいかねばならない核廃絶運動への共感を生む切っ掛けとなってくれればと思う。

結果的に自分自身のとても良い勉強にもなったし、いい機会をいただけたなぁと感謝をしている。いまさらながら。
クリ友Bもとても喜んでくれたし、日本とチェコの文化交流の一端を担えたのだとしたら、嬉しいことこの上なし。(態度激変。上じゃぁクリ友Bに対してすごい言いようだったくせに~)


11月が、そなこんなしているうちに、過ぎてった。

Montag, November 20, 2006

フィリピンのデザート

調査で友達になった在日フィリピン人のCに誘われて彼女のフィリピン友達のホーム・パーティーへ。

私とパーティー主催者Eさんの旦那さん、Eさんの友達の職場友達といった3人以外は皆フィリピンの女性たち。
初めて会うのに、ものすごくフレンドリーで、暖かく迎え入れてくれた。

パーティー主催者のEさんは、夜一睡もせずに、パーティーに来る大勢の人たち(15-20人分くらい)の料理を作ったそう。テーブルの上に所狭しと並ぶ美味しそうなお料理に感激~。
着いたとたんに、食べて食べて!とあれよあれよとお皿に料理を山盛りもってくれる。

フィリピン料理は、いたって日本人の味付けに近いものが多い。ティラピア(鯛の一種)のフライに餡がかかったものや、ガーリックが程よくきいたチキンの丸焼き、細身の春巻き。どれもこれも美味しい~♪

ただ、いつも、びっくりさせられるのは、デザート。
以前食べたギナタン・ハロハロにも、最初は驚かされた。
一見、ホワイトシチュー。
芋と、コーンが浮いてたし。
でも、よくよく見るとバナナも沢山入っていて、全く正体がわからん。
それがギナタン・ハロハロの最初の印象。
でもこれはれっきとしたフィリピンのデザートで、里芋、サツマイモ、バナナ、タピオカなどをココナッツミルクで甘く煮てあるものだった。
感覚的には御汁粉のような感じかも。甘く暖かい汁を飲みつつ、具も頂く。
お芋もコーンもデザートとして案外いけるということを知った。すごく美味しかった。


そして今回のフィリピン・デザート。ここでも新たな味の発見が・・・。

例えば、これ。
一見、マカロニサラダ。
でも、なんでこんな蛍光色放ってんだろうねぇーと思ってたら、デザートなんだよね、これも。甘いのです。
緑色になっているのがナタデココ。それから、チェリーや干しぶどうといったフルーツ各種が入ってる。
でもこの派手な色合いをつけるのは何なんだろう。皆はきれいだからーと言っていましたが。
感覚的にはデコレーションケーキなのかなぁと思ったりもする。ケーキにカラフルなフルーツとか砂糖菓子とかのっけて飾り付けるみたいな、あの感覚だろうと勝手に思う。
味も、生クリームであえているので、ショートケーキの甘さだった。
それにしても、、
 マカロニもデザートって、それありなわけ~っっ!!!
常識の壁を打ち砕かれる、これは。

お次は、ビコ。これは、見た目も味も、胡桃ゆべし。ただ違うのは、フィリピンのビコには、柚子の代わりにココナッツミルクの風味が少し利いていて、もち米の原型が残っている。マカロニ・デザートとは一転、馴染み深いお味で、このギャップに逆に意表突かれた。
上品な甘さで、これまた美味しかった。


こうやって頂いた大量のご馳走は、最初から余るのを計算に入れて作っているそう。そして、その余った料理をお客さんが家に持ち帰るのがフィリピン式。
私もたくさんお土産につめてもらって、これまた感激っす。

お腹が満腹になったところで、カラオケ大会に続き、ディスコ大会が始まってしまった。やっぱ狭い日本のアパートでは、皆ぎゅうぎゅうになってしまうけど、気にしない。

皆さんスバらしく陽気で楽しいパワフルな女性たち。色々な事情で日本にやってきて暮らして、大変なことも多いはずだけど、生き生きしている。たまに、こうやって、東京の住宅地の一角に集まって、食べて、飲んで、歌って、踊って、日々の憂さ晴らしをしているのだ。これが彼女たちのパワーの源なのかもしれない。
私もパワーまでお土産にもらって帰りました。

Montag, November 06, 2006

紅葉・写真集

週末一泊二日で家族で小旅行。長野の諏訪湖周辺へ行ってまいりました。
日本の秋。紅葉の季節。
久しぶりに日本の紅葉を楽しみました。
赤や、オレンジや、黄色に色づいた葉っぱはホントに華やか。
ドイツの紅葉は一面黄金で、それはそれで素晴らしいけど、日本の色鮮やかな紅葉、赤のグラデーションには、自然の美と神秘を感じざるを得ないです。

そして、今回の小旅行の第二の目的、温泉。結果的に一日に3箇所で温泉につかってしまい、ほぼ旅のメインとなってしまった。
すんごく気持ちよかったな~~。温泉万歳。

さて、では日本の秋を写真でお届けしま~す。

≪行きの車の車窓から、見上げると、うろこ雲≫



























































≪諏訪湖一望≫


























≪帰りに諏訪大社に寄ったら、七五三の参詣に来ている家族が沢山いました。そういえば、11月15日も近づいてきている。千歳飴を持った子供たちを見て、なっつかしーと叫んでました。子供たちの着物姿かわいかったです。≫

Dienstag, Oktober 31, 2006

何気ない日々の感想。

10月終わる前にがんばって更新です。

来年1月の半ばに帰る予定なので(ベルリンへ)、日本滞在も5分の2が過ぎました。なんか、微妙な、時の経ち方。つまり、まだ折り返し地点まで来てないってことです。は~。

どうも、ここまで長くクリと離れたことがないので、正直、変な感じ。
まぁ、ほぼ毎日チャットしたり、電話もするようにしてるけどね。でも、たまに途轍もなく淋しくなるもんです。(え?たまにじゃダメ?)

しかも、ドイツも冬時間になったので、時差の広がりが、それでなくても少ない二人の会話時間に、更なる追い討ちをかけてます。
まったく、昼・夜逆さだし~。

こんなんで、「遠恋」疑似体験(?)をしつつ、長年連れ添った老夫婦化している私たちの間柄も、きっと、いい具合に引き締められるに違いない。(←希望的観測)

それから、もうこんな長く日本に滞在してる割には、論文の取材、仕事が忙しくて、日本の友達になかなか会えないのが残念。
でも、まぁ、まだ日本いるし、と言って、会うのが伸ばし伸ばしになってしまっている感もある。年末忘年会なんかで、一気に会えると嬉しいなー。

肝心の今回帰国目的・調査、という点では、そつなく進んでる気もします。(←また希望的)
日本で生活している外国人の方々に出会う機会が多く、ここって、実は、こんなに、外国の人々の生活が根付いているんだってことに驚かされる。
在日外国人の視点で日本を見ると、次々と新たな発見がある。
ドイツでは、常に外国人の視点からドイツ社会を見てきた、というか、見ざる得なかったけど、日本で外国人の視点から社会を見るって、今までほとんどなかったこと。
今、外国の方と関わっているNPO/NGOに少しながらも携わり、更に、多くの在日の方のお話を聞いたり、生活の一部を垣間見させていただいたりして、また、新たに見えてくるものって多いのです。

先は、まだ長いけど、がんばりま~す。

Samstag, Oktober 21, 2006

映画 『かもめ食堂』


『かもめ食堂』を見てきました~~。ちゃっかり学生料金で。日本映画高いよ。学生料金でも1000円。
一般料金1800円なんて払っちゃらんね~。
あとは、レディース・デー狙いだな。
って、まぁ、そんなことはいいとして。。。

この映画・・・は、ほのぼのとして、あたたかくて、お腹がすいてくる映画でした。

フィンランド、ヘルシンキの街角にある、かもめ食堂。
そして、
この食堂のメインはおにぎり。

おにぎりは日本人のソウル・フード。って、言っていたけど、確かにそうだよなって思った。
おにぎりには、なんかしら心を揺るがす思い出がありません?

主人公サチエの子供の頃のエピソードじゃないけど、私の父も、私が幼稚園の頃、母が病気で寝込んだ時、一度だけお弁当作ってくれて、それが、やっぱ、おにぎりで。
超特大おにぎりが一つ、お弁当箱にボンっと入っていて(当時持ってた丸いお弁当箱の大きさに限りなく近い、ほぼのり弁にしてもよかったんじゃないか・・・みたいな、おにぎり・・・)、子供心にいくらなんでもコリャないでしょって、けっこー焦った、なんか食べるのもすごく恥かしかったし。でも、今でも心に残ってて、ふいにあのおにぎり思い出すと、笑いがこみ上げてくる。父もなれない手つきで一生懸命作ってくれたんだろうなーって。


それにしても、おにぎりをメインで出してる和食屋って、なかなかないよな~。
ベルリンにはない。っていうか、日本でもあるのか・・・?


かもめ食堂に出ている日本の役者さん方(小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ)は、好きな方ばかり。そして、どっかで見たことあると思ったら、あの『過去のない男』のマルック・ペルトラが出てた。
北欧好きの友達とAki Kaurismäki監督作品を何本か見てたから、この人見ててあたりまえなんだけど。

ちなみに、兄弟のMika Kaurismäkiも映画監督。
兄弟してアキだの、ミカだの、なんか日本人の姉妹みたいだけど、どっちも男性なのだ!

彼らは、ドイツではäをエーと発音するので、カウリスメキさんと呼ばれてますが、日本ではカウリスマキとなってた。どっちがフィンランド語読みでは正しいのだろう・・・。
(フィン語できる人教えてください・・・。)

この映画の監督、萩上直子監督については、一押し!とだけいっときましょ。また、ずらずら書いてるとどんどん文章長くなってくるから。(でも、私に一押しされても・・・ね。だけど彼女の作品好きさー。)


はーーフィンランドも行く行くって言ってて未だ行ってないよ。
かもめ食堂でも使われてた、iittalaの食器かわいかったな~(関係ないけど、クリの母は大のイッタラ好き。イッタラ・アアルトさんデザイン、フィヨルド型のうつわ・花瓶を集めてます。)

ムーミンにも会いたいし、絶対にフィンランド、一度訪れてみたい!

Sonntag, Oktober 15, 2006

情熱のフラメンコ

気付けば、10月も半ば。調査に加え、翻訳依頼がダブルで押し寄せた為(色んな所に登録しているので、たまにこういうことあります。)、休み無くぶっ通し。そして今週末がめでたく10月に入ってから初のお休みとなりました。→と言うか、研究って、やってもやっても切り無いし、終わりが無いところがあって、今日は自分で強制的に休みにしてます。(これって、なんか専業主婦の仕事と似てるかも。)

気がついたら、ブログを始めて記念すべき一周年、10月10日が、まったく記憶にかすめられもしないまま、過ぎておりました。
最近更新が滞ってきている、このブログ・・・ですが、これからも細々と続けてまいりますので、お越しに来て下さる皆様、今後とも、どうぞよろしく♪


さて、ご挨拶も済んだところで
今日の本題。

情熱のフラメンコ!を見てきた。

フラメンコを続けて10年、情熱の女、友人Mが発表会に招待してくれたのでした。
高校時代の友達で集まって、赤羽会館に駆けつける。

フラメンコ、熱き舞。
踊り子さんの、あの衣装も華やかですばらしいけど、踊りのステップ。
あの目立たないけれど、地道なステップは、それなりに鍛えられた足でないと刻めないと思うよ。
実は、あの華やかな長いフリルのスカートの下に、強靭な筋肉に包まれた足が隠されてる??

そして、もう一つ、ついつい注目してしまったのが、後方で生演奏をしているボーカルとギター弾きの方々。
ジプシーキングもびっくりの、すばらしい生歌声・生演奏。
あの曲はなんていう種類なのか、気になってちょいとググッてみたら、人の心の喜怒哀楽にあわせて、すごく色々な曲の種類がある。
やっぱり、様々な思い・熱き魂を表現している曲。だからこそ、心にグッとくる。

いや~発表会を超えて、もう舞台と言う感じ。ご招待ありがとう。M。

今回楽しかったのは、長らく会っていなかった高校時代の友達とも会えたこと。なんか、気分的にも、高校時代に戻ってしまうから面白い。
あの頃、部活で鍛えたムキムキの筋肉を誇っていた(?)私とK。やっぱ、はたから見て半端じゃなかったらしい、あのムキムキ度(E談)。
封印の過去が明らかに!?
むぉう~~
懐かし~いったら、ありゃしない~!!(冷汗)

フラメンコが甦らせた、高校時代の熱き思い・・・に乾杯。


Samstag, September 30, 2006

グローバルフェスタ2006

くーなんだかんだいって、やっぱ忙しくなるんだよな、日本滞在。
ブログ仲間の皆さん、お久しぶりです。

9月末日、今ボランティアしつつ、自分の調査にご協力していただいてる非営利団体のお手伝いに、グローバルフェスタJAPAN2006に行ってきました。

日比谷公園で入場無料。たぶん、200を越すだろう国際協力に関わる団体・大使館
などが出展。

うちのNPOも、フィリピンのパンシット(焼きそば)や乾物類、民芸品を売りつつ、在日フィリピン人の現状についても知ってもらえるよう広報活動に精を出しました。(活動内容・詳しくはココ)。

休憩中に日比谷公園をぐるっと巡り、他の団体も覗いてみたけど、これほどの国際協力に携わる団体があるとはほんとにびっくり。

日本国内外を問わず、知られざる多くの問題が存在していること、普段普通の日常ではあまり見聞きしない国際問題の状況を知る、またその問題に真剣に携わっている人々との情報交換ができるいい機会となりました。

毎年やってるこのフェスタ、次はまた一年後となりますが、日本滞在の皆様は是非足を運んでみては。目からうろこが落ちる体験ができるかも。


Dienstag, September 05, 2006

出会いあり、別れあり、そして再会あり・・・

外国人として暮らしているからか、類は類を呼ぶもので、私のドイツで知り合った友達の70%は、ドイツに住む外国人である。そして、その出会った友達の大半は、既にベルリンを離れ違う街、違う国、母国へと世界中に散らばっている。

私は同じ街に住み続けているからか、というか、だから必然的に、これまで幾度も去っていく友達を見送ることになり、その度、再会を祈りつつも、どこか取り残されたような淋しい気持ちを味わってもきた。

もー見送るのはこりごりだ~~と言うのが正直、本音。特にもういつ会えるか分からない友達との別れは、悲しさ倍増である。

昨日、また友達を見送りに行くことになった。
一緒に大学卒業試験を乗り越えた女友達である。
彼女は、卒業後はベルリンでインターンをしながら仕事を探していたが結局ドイツでは見つからず母国ブルガリアに帰らざる得なかった。
そう、外国人友達が去らざる得ない理由は、ドイツの労働者雇用における外国人を望まない体質にもある。(どの先進国でも似たり寄ったりだとは思うけれど。)たとえドイツ語がパーフェクトに話せても、ドイツ大学卒業という資格にみあう職を外国人がドイツの企業で得られるというのは、難しい。

いつも二人でつるんでいた彼女との別れは残念だし、なんとも悲しい。一緒に語ったり、笑ったり、励ましあったりしてきた思い出が途方もなく別れを惜しませる、けれど、もう彼女と一生会えないわけでもない。
彼女の出身地ソフィアはベルリンから飛行機で2時間。会おうと思えばすぐに会える!
そう自分に言い聞かせて、もう両手では足りないくらい大切な人たちを見送ったベルリン・テーゲル空港で、ゲートに入っていく彼女に手を振った。
涙をやっとこさ、こらえて。
はぁ~、でもやっぱ、さみしくなるよ~!!!


実は、一週間後に私はまたここテーゲルに来る。
見送るのが嫌になったからと言うわけではないが、今度は私が見送られる側になる。
博論の調査でまた日本へ一時帰国することになったからだ。しかも、今回は滞在期間、3ヶ月ときている。もっと時間がかかるかもしれない。念のためオープン・チケットを買った。

クリをはじめ、こっちの友達としばし離れ離れになるのはつらいけれど、日本での再会やすべきことも待っている。体を二分するわけにもいかない。
ドイツと日本がもっと近ければ良いのに!とこんな時ホントにそう思う。
あのヨーロッパと日本を3時間くらいで結ぶというスーパージェットはいつ一般に使用可能となるのだろう。
それが待てなくても、飛行機代が今の4分の1、5分の1くらいになってくれれば、もっとお手ごろに行き来できるのに!

って夢はつきないけど、今は、この状況で最善を尽くすしかないよなぁ。はぁ。

物理的な距離、人間社会・国家が作り上げた国境の高さをなんとか乗り超えて、多くの友人や大切な人々との出会い、そして別れの後に待っている再会をできる限り繰り返していきたい!と心から願ってやみません。

Mittwoch, August 30, 2006

夏の思い出

と題して、8月最後の暑い日に行った、Tegeler湖の写真を載せてみます。
この暑い夏らしい夏は、もう一度訪れるのでしょうか。ベルリンはすでに秋の様相がおもだっています。あのギンギラ太陽の日々が夢のよう。


《ベルリンは湖、川、運河と水が豊富な街。Tegeler湖は、ベルリンの北西にある森に囲まれた湖。》










《南西にあるWann湖に比べるとうちから遠いし、こじんまりしているけれど、その分人は少なくてのびのびできる。》












《こんな森の中を歩いていきます。本来車がないと来にくい場所。》












《行きは難なくたどり着いたのに、帰りは道に迷う。森の中を人家やバス通りのある開けたところを探して1時間以上もさまよった。こんなとこで遭難はないっしょ~~と思いつつ、でもけっこう焦りました・・・。なんの看板もない森の中、他に人もおらず・・・。
思いがけずヒヤッとした、ベルリンこの夏最後の湖+湖畔散策でした。》

Sonntag, August 20, 2006

誕生会☆写真集

しようかどうかと迷っていたけど、やっぱ節目の年なんだし、ドイツの習慣に従って、誕生パーティーを開くことにした。
そして、この週末、私の誕生日を祝いに友達15人くらいが集まってくれた。

一緒に祝ってくれた皆、ほんとにありがとう!!

やっぱり自分の仲間達にお祝いしてもらえるって、すごく感激ものだ。パーティーを開いて正解。思い出になる、とても素敵な時を過ごすことができた。

結局この夜は食べて、飲んで、踊って、つわもの達数人は朝の6時すぎまでフィーバーしておりました。天晴れ。

以下、ちょっとしたパーティー模様をお届け。




《食料はたんとありました。ケーキ、キッシュ、サラダ等々、持って来てくれたM&Y&B、チリコンカルネ作ってくれたクリ、ありがとう!おいしかった!ちなみに巻き寿司、ちらし寿司は私作。》

































 
         《皆Lovely♪》






























《そして、朝まで踊り明かす・・・・。》











《心のこもった贈り物をありがとう!ずっと大切にします。》


(注:写真の顔がぼやけているのはカメラマンのせいではありません。悪しからず。)

Dienstag, August 15, 2006

三十路

がもう目の前。

20代のうちにしておくべきことは、まだなんかなかっただろうか?なんか忘れてない?おろおろ、ドキドキ、ワサワサっっ、と焦ったところでもう遅い。
いいかげん腹をくくろう。

どうも、年齢を気にさせない環境に身をおいているので、まさか自分がもう30(!)になるなんて、夢でも見ているみたいだし、こんなんで、大台に乗っていいのかとも戸惑う。けれども、なってしまうものはなってしまうし、時はそれだけ経ってしまった。

鏡に映る自分を見つめても、昔高校生くらいのころ想像していた30才には重ならない。30才ってもっと完璧に大人じゃなかったっけ。スーツでびしっと、化粧もばっちり。顔はもっと聡明さを漂わせてもいいはずだった。(笑)

そういえば、この前、もうすぐ通って1年になるフィットネスで、スポーツ仲間の女友達に、「ここって年齢不詳な人が多いよねー。」とちょっと前から気になってた事をふと言ってみたら、彼女も周りを一周見回して、うんうんと首を振りつつ、ふと目線を私の前で止め、そして、一言「あなたもね。」・・・

・・・そう、皆スポーツ着でいるから誰もが年齢不詳になりやすい場であるということを指し引いたとしても、私だってそうとうの年齢不詳人間だったりするのだ。

海外に住む多くのアジア人が同じような経験をするとは思うけれど、日本の年相応社会から解放されてしまった上に、アジア人の「若く見える」特権を得てしまった私は、ここでは特に、か・な・り、若く見られる。

それはいいことだ、とよく言われるけれど、私的には、どこか複雑。十才近くも若く見られるとなると、もう手放しでは喜べない。
なんだか中身まで未熟なまま成長してないんでは、と不安な気持ちになってくる。
そして、この不安な気持ちは二十代からの別れを前にしてセンチになっている時には一層強く現れるのだ。

そんなんで、鏡の前に立ってそわそわ焦ったりもする。
それから、自分の見かけに自分で惑わされてどうするねん、と開き直っても見る。

こうやって焦りと開き直りの繰り返しを、鏡の前で色んな表情を作ってああでもない、こうでもないとしながら、この長い二十代を振り返ってもみる。

考えてみれば、色んなことをして色んな人々に出会い、色々な人々に支えられて、できる限りのことはやってこれたでしょう、とも思う。
大学生活も充実していたと思う。そして、その後、うっかり(笑)、6年もドイツで生活することになってしまったけれど、このドイツ生活がくれたものは、かなりデカッ、おっと、大きかった。
ここでは自分の世の中を見る視点に新たな角度をつけることができた。
外国人として、日本人として、ドイツ社会のマイノリティーとして、女性として・・・社会学者のはしくれ者の私にとっては、かけがえのない経験が沢山できたと思う。
もちろん、忘れちゃならない、我が愛するパートナーに出会えたのもココなのだ。(キャッ)
過去十年の色々な思い出が頭を駆け巡る。

そのうち、なんだか自分のことばかり考えて、焦ったり、開き直ったりしてみたけど、すごく大切なことを忘れていることに気がついた。

自分の選択した道を進む上で、ここまで支えてくれた沢山の人たちの存在!!

支えてくれた多くの人々、愛する家族・友達、バイトや職場先で出会った人々、そしてパートナーであるクリ、彼らなしに、私のこれまでの人生はありえなかったのだということ。そして、もちろんこの先も彼らなしにうまくは進めないこと。
それをまず考えるべきだったのに。
おくればせながら、やっとその当たり前で大切なことに行き着いた。そして彼らへの溢れるほどの感謝の気持ち。
なにを自分よがりにオロオロしてたんだか。 
はぁ、これが未熟だっていう最大の原因だわ。反省。見かけどうこうの話ではないってことですな。・・・


こんな私だけど、三十になる。

これからも、次々とこなしていかなければいけない課題が山のように待ち受けていると思うけれど、色々な人々に支えられつつ、感謝しつつ、できるだけ今度は自分が支えてあげられるように、一つ一つクリアしていければいいと思う。
マイペースに等身大の自分で。自分の好奇心に忠実に。でも欲張りすぎず。健康に。


誓いを新たに、今まで私を支えてくれた全ての人々に、あらためて、心から感謝。素敵な二十代をどうもありがとう!!

Donnerstag, August 10, 2006

☆★ベースギター☆★


最近どうも更新が滞っています・・・が、その訳は、ベースギターを始めてしまったから、でしょう、きっと。
就寝前のネットサーフィン+ブログ書き込み時間が、ベースギター練習時間となってしまいました。必然的に。この一ヶ月未だ上下左右の隣人から苦情がきてないのは、アンプを使わず弾いているからです。

前々から習いたかったのは普通のギターのはずだったけど、縁があったのはこのベース(上の写真、バックの蛍光色がまぶしーっっ)。ギターを長年弾いている友達が、ここ数年放置されていたベースギターをホイとかしてくれました。最初はその友が先生でしたが、今は自分でなにかしら曲のコードをインターネットで見つけ出しては、練習に精を出す昨今であります。

物心ついたころからピアノに慣れ親しんできた私としては(といってもここ数年実家に帰ったときに触れるぐらいですが。)ベースの単純なコードに、簡単に弾きこなせるようになれる気がしていた・・はずでしたが、しかしながら、楽器の奥は思ったよりもやはり深いもの。

ベースはギターのドラムといわれるだけあって、まったく、リズム感ない人にはつらい楽器です。ピアノでは、感覚に頼って楽譜のリズムを優に無視してきた私、なので、ここにきてリズムの逆襲にあってるかのように、ちょっとしたリズムの変化にさえ苦しめられてます・・・。でもめげるどころかモチベーションは日々上昇。

一日1時間以上はこのベースに触っており、借り物なのに愛着が沸いてきて、すでにもう返したくない(汗)。しかも、もう、ベースなしの生活なんて考えられないっっ!!(笑)
あと一ヶ月、手元において置けるうちに、思う存分練習するぞー。

Montag, Juli 31, 2006

WG(ヴェー・ゲー)


WGとはWohngemeinschaftの略で、いわゆるルームシェア、もしくはシェアして住んでる家のこと。ドイツでは特に学生達が、節約のため合理的なこのWGに好んで住んでいる。一人暮らしの孤独を嫌う人にも、毎日が修学旅行気分なWG生活はもってこい。
シェアするのは、2から4人でというのが一般的ですが、私が知っている範囲では7人でシェアという大規模WGもあった。こう大人数だと学生寮でもいいんじゃないって思ってしまうけれど、WGは一般の民家・アパートをシェアしていることもあるのか、なんか皆さん一つ屋根の下(昔そんなドラマありましたが)的ムードで家族化してるから、それはそれでステキ。

とは言え、WGで快適な暮らしができるのかというのは、誰と一緒に住むのかというのと大きく関わってくる。
性格的な相性もさることながら、掃除なんかの家事分担がスムーズにできるか否か、生活のリズムの差異など、暮らしの相性というものが結構重要。もともと仲の良い友達同士が一緒に住み始めたら犬猿の仲になってしまったという話を聞くと、やっぱ暮らしの相性ってあるんだなぁと思ってしまう。(これってちょっと、一緒に旅ができる友達とできない友達がいる違いのような感じ。)
まぁだからWGのルームメイト探しでは慎重になるのは当然のこと。
でもそうかと言って、入社面接さながらの、入WG面接をするWGもあるらしいけど、そんなWGは逆にヒくっす。


さて、私もドイツに来てこのかた、すっかりWG住まい。これまでシェア仲間兼友達幾人かと一つ屋根の下に暮らしてまいりました。幸いどれもいい思い出。特に来たてのころに一緒に暮らした韓国人とフランス人の友人は、わからないことだらけのドイツ生活を一緒に切り抜けた、それこそ同じ釜の飯を食べた戦友だった。

そして昨年、一番長く同じ家で暮らしてきたセルビア人のビリアーナが家を出ることになり、代わりに今の同居人・クリが入ってきた。あれから早一年。
今までの同居人たちと比べると、掃除が苦手な現同居人ですが、その分、買い物・料理で腕を振るってくれているので、そこは目をつぶってあげましょう。って、私の人使いの荒さに、相手の方が以前の一人暮らしを恋しがってたりして!?
いや、はや、でもこの一年、この新WG暮らしも、無事平和に過ぎていきました。

これからも、快適なWG暮らし、続きますように。

Samstag, Juli 22, 2006

夏!夏!夏!

どうしちゃったのかと思うくらい、暑い天気がここ2ヶ月近くもつづくベルリン。
一昨日は、観測史上一番暑い7月だったとか。それもそのはず37度・・・。

夏女の私としては、やっと夏らしい夏にかなりウキウキだったものの、ここまでの暑さは予想外に辛し。
なにが辛いって、うちにはクーラーも扇風機もないんすよぉぉお。
うちに限らず、ベルリンでクーラー完備の家なんてまずないはず。防寒にはかなりの工夫が凝らされているけど、逆となると全く。
日あたりのとても良い我が家は、ここ一週間常に昼間の室内温度30/32度でございます。
こうなっては家にいられずクーラーのきいてる図書館に常時非難。

それにしたって、こう暑くなると、少なくとも扇風機が必要だろう・・・。暑さへ対応していないのは家だけの話じゃぁありませぬ。
今昼間にクーラーのない混んだバスに乗るのははっきり言って自殺行為です。うかつに乗り込んだら最後、酸欠で死ぬかと思った・・・。(汗)
哀れなのは職場にクーラーのないクリ。デスクワークなのに汗だく。着替えのシャツが必須。

そう、普段あまり暑くならない国の暑い夏は本当に暑い~~。

でも、寒さに凍えるよりは、暑くて汗流しているほうがいい性質の私。
夏は夏らしく。これでいいのだ。

今年は、夏を謳歌しに南へとわざわざ飛ぶ必要もなく、うちから電車で20分にある湖Wannseeでバカンス気分を味わっております。


Montag, Juli 10, 2006

WM写真集

いや~~ついに終わってしまいました・・・WM。このWMの4週間ほど熱く騒がしく活気に満ちたベルリンも今までなかったんじゃないでしょうか。
きっとサッカー・WMに興味ないベルリーナーはどこ見てもサッカー!な日常にやっと静寂が訪れるとほっとしているはず・・・。とは言え、今週末はLOVE PARADE。そう簡単に静寂は訪れないか。
個人的には、WMが終わってしまって、どこか心にぽっかりと穴があいた感じ。なにせ、ある時間は全てWMに注いでいたし。(汗)
終わってしまったWMを惜しみつつ、思い出のWM写真集といきましょう♪








《ブランデンブルク門とサッカーボール》






《巨大なサッカー靴からひょっこり。いない、いない、バー》









《後ろに見えるのはサッカーボールに姿を変えたベルリンのシンボル・テレビ塔》











《そして、このWMのハイライト!なんとクリの友人のつてで、ドイツ・エクアドル戦をオリンピア・スタジアムで観戦できることに。》









《ドイツ応援グッツを身にまとい、ドイツの旗をほっぺに描いて、いざ応援。》










《いよいよ試合開始!》









《会場は満員御礼~☆72000人が詰めかけました。ドイツ首相アンゲラ・メアケルも毎度のごとくスタジアムへ来ておりました。》








《ドイツのラッキー・シンボル、煙突掃除屋さん。彼らの御蔭かしらん。ドイツは3:0でエクアドルに快勝し、第一ラウンドをトップでクリア。》





《エクアドルの皆さんも一ラウンド2位の結果だったので、よかった、よかった。最終的にドイツは優勝はできなかったけど、世界3位。天晴れ!》

Mittwoch, Juni 28, 2006

Shall we dance??



実は今月の頭くらいから週一回、クリと社交ダンス教室に通っている。
日本にいる頃は、私にとって社交ダンスと言えば、映画の世界の話?みたいな、自分の日常生活とは全くかけ離れた異次元のことで、まず接触するということがなかったから、まさか自分が社交ダンスを踊ることになろうとは、一微たりとも思ってみなかった。
ところがところが、住む場所変われば生活の次元も変わり、今こうしてドイツに住んでいる以上、この社交ダンス、どうも避けては通れないらしい。

これまで何度か踊る機会に遭遇したけれど、きっかけは去年の秋。
お呼ばれしたクリの祖父母の金婚式でのこと。夕方のお食事の後から夜が明けるまで会場は社交ダンス大会と化した!はいいけれど、クリも勿論私も踊れませんので端の方で小さくなっておりました。
私たちよりも若い子達だって何気なく踊れてるのに、踊れないのは私たちだけ。
私は何度かおじ様方に誘われて踊らされ(と言うか、引っ張りまわされ)ましたが、足を踏み踏まれまくり脱落。
これを見かねたクリ母は、クリスマスにダンス教室クーポン券を私たち二人にプレゼントしてくれたのでした・・・。


こんな前置きがあって早半年・・・
やっと良さそうなベキナーズ・コースが開始するというので、意を決し、晴れて社交ダンス教室デビュ~~!

始めてみたら、これが、すごく楽しい☆
通う前はかなり渋っていたクリも、いまやのりのり。
ワルツ、ウィーナーワルツ、ディスコフォックス、フォックストロット、チャチャチャと全ての基本形はマスター。来月からは、タンゴがこれに入ってくる。
これで、ダンスパーティーも恐いもの無し。いくらでも受けてたつわよん!(って、競技じゃないし、趣旨がずれてるって。)

私たちの通うダンス教室Walzerlinksgestricktは、昔のレンガ造りのビール工房を改造して作られたかなりお洒落な教室で、大きなダンスホールに、小さめのダンス室、バー、待合室、庭のくつろぎ場まである。

流石ベルリンらしく同じコースに通っているペア6組のうち半分は同性愛者のカップル。
もちろん先生も、麗しい顔立ちのおかまちゃん。

社交ダンスでは、男性が自動的にリード役と決まっているけれど、同性カップルの場合、どちらがリードするか話し合って決めて、しかもリード役を交代々でできたりして、とてもフレクシブル。
へテロカップルの場合、男性の甘すぎたり強引すぎたりするリードに、じゃっ私がリードするから!といってリード役に転ずるわけにもいかないので、もどかしいと思う女性がいたり、リードなんてしたくないと思う男性もいたりして、この役回り制限が喧嘩の種になったりする場合もあるのです。
まぁうちのコースは、まだ喧嘩するカップルもなく平和。
思いがけず私とクリも喧嘩ゼロでここまでクリアしております。
それどころか、はっきり言ってまだステップのリズムを口ずさみながら踊ってるくらいなのに、こうなったら次は舞踏会デビュ~だぁ!と調子づいてまでいる。まだまだ先は長いっちゅう~の・・・。地道に精進しなくては。そしたら、いつかは大きなダンスホールでShall we dance?といきたいものです♪

Sonntag, Juni 25, 2006

ライプチッヒ&ハレ写真集

大学の用と友達訪問を兼ねて、ライプチッヒと隣町のハレへ。
ベルリンからICEで南へ一時間半。どちらも旧東の町。ドイツ統一後沢山のお金がつぎ込まれ、町の修復が図られ、特にライプチッヒでは未だ工事現場がちらほら目につきます。それでもWM前にずいぶん修復が終わって、友達は以前に比べたらきれいになったといっておりました。

《作曲家J.S.バッハのゆかりの地ライプチッヒ・トーマス教会。この教会の中にバッハのお墓がある。》




《ライプチッヒ旧市庁舎》   《良く見るとニコライ教会にもWMの波が!》
















《おりこうさんなお買い物わんちゃん♪しっぽをぶんぶんふって、人懐っこい。》











《そして、ライプチッヒよりも更に小さい町ハレ。大学しかない辺鄙な町と聞いていたけれど、昔ながらの街並みが残っていて素敵な町でした。》

Sonntag, Juni 18, 2006

祭りの月

ベルリンの6月は、たとえWM(ワールドカップ)がなくとも祭りの月だったりする。

この前の文化カーニヴァルに続き、今週末はジャズフェスト、来週はFete de la Musiqueが待っている。

毎年この時期、大学も忙しくなってくるのに、毎週のようにある祭り・イヴェントにもついつい足を運んでしまい、時間に追われ自己嫌悪。今年はWMがある分更に大変なことになっている。
大学・仕事・祭りで減らせるのは祭りのみ。やっぱ来週のFete de la Musiqueはあきらめるしかないか。欲張るのは、よくない、よくない。二兎を追うもの一兎も得ずである。っていうか三兎追ってるし・・・。(笑)

《"KREUZBERG JAZZT!" 50をこえるバンドがベルクマン通りを中心に設置された4つの舞台で生演奏を披露。ジャズフェストなはずですが、ジャズと全く関係ないジャンルのバンドもかなりある。ちなみにこの子達はNizzaから来たMandarineという女の子バンド。(もう一人います。)ジャンルはTutti-Frurri- Jazzだって。ジャズ・ワールドミュージック・ボサ・ポップのミックス!混ぜりゃいいわけじゃないだろうに・・・と思ってたけど、聞いたらすごくいい感じ。良かった!かわいかった!》
《はじめて見た!のこぎり楽器。その名もミュージカルソウ。しなっているのがソレ。弓でこすって音を出す。のこぎりの音はヴァイオリンに似ているけどもっと繊細な感じ。のこぎりでこんな音がでるなんて正直ビックリ。》




《お嬢さんのちょうちょバックが妙に似合うパパ。素敵♪》


おまけ:

《6月17日通りのファン・マイレ。日本VSクロアチア観戦。》
《いわずと知れたブラジルファンは、どこへ行っても目立ってる☆》