Mittwoch, Juni 28, 2006

Shall we dance??



実は今月の頭くらいから週一回、クリと社交ダンス教室に通っている。
日本にいる頃は、私にとって社交ダンスと言えば、映画の世界の話?みたいな、自分の日常生活とは全くかけ離れた異次元のことで、まず接触するということがなかったから、まさか自分が社交ダンスを踊ることになろうとは、一微たりとも思ってみなかった。
ところがところが、住む場所変われば生活の次元も変わり、今こうしてドイツに住んでいる以上、この社交ダンス、どうも避けては通れないらしい。

これまで何度か踊る機会に遭遇したけれど、きっかけは去年の秋。
お呼ばれしたクリの祖父母の金婚式でのこと。夕方のお食事の後から夜が明けるまで会場は社交ダンス大会と化した!はいいけれど、クリも勿論私も踊れませんので端の方で小さくなっておりました。
私たちよりも若い子達だって何気なく踊れてるのに、踊れないのは私たちだけ。
私は何度かおじ様方に誘われて踊らされ(と言うか、引っ張りまわされ)ましたが、足を踏み踏まれまくり脱落。
これを見かねたクリ母は、クリスマスにダンス教室クーポン券を私たち二人にプレゼントしてくれたのでした・・・。


こんな前置きがあって早半年・・・
やっと良さそうなベキナーズ・コースが開始するというので、意を決し、晴れて社交ダンス教室デビュ~~!

始めてみたら、これが、すごく楽しい☆
通う前はかなり渋っていたクリも、いまやのりのり。
ワルツ、ウィーナーワルツ、ディスコフォックス、フォックストロット、チャチャチャと全ての基本形はマスター。来月からは、タンゴがこれに入ってくる。
これで、ダンスパーティーも恐いもの無し。いくらでも受けてたつわよん!(って、競技じゃないし、趣旨がずれてるって。)

私たちの通うダンス教室Walzerlinksgestricktは、昔のレンガ造りのビール工房を改造して作られたかなりお洒落な教室で、大きなダンスホールに、小さめのダンス室、バー、待合室、庭のくつろぎ場まである。

流石ベルリンらしく同じコースに通っているペア6組のうち半分は同性愛者のカップル。
もちろん先生も、麗しい顔立ちのおかまちゃん。

社交ダンスでは、男性が自動的にリード役と決まっているけれど、同性カップルの場合、どちらがリードするか話し合って決めて、しかもリード役を交代々でできたりして、とてもフレクシブル。
へテロカップルの場合、男性の甘すぎたり強引すぎたりするリードに、じゃっ私がリードするから!といってリード役に転ずるわけにもいかないので、もどかしいと思う女性がいたり、リードなんてしたくないと思う男性もいたりして、この役回り制限が喧嘩の種になったりする場合もあるのです。
まぁうちのコースは、まだ喧嘩するカップルもなく平和。
思いがけず私とクリも喧嘩ゼロでここまでクリアしております。
それどころか、はっきり言ってまだステップのリズムを口ずさみながら踊ってるくらいなのに、こうなったら次は舞踏会デビュ~だぁ!と調子づいてまでいる。まだまだ先は長いっちゅう~の・・・。地道に精進しなくては。そしたら、いつかは大きなダンスホールでShall we dance?といきたいものです♪

Sonntag, Juni 25, 2006

ライプチッヒ&ハレ写真集

大学の用と友達訪問を兼ねて、ライプチッヒと隣町のハレへ。
ベルリンからICEで南へ一時間半。どちらも旧東の町。ドイツ統一後沢山のお金がつぎ込まれ、町の修復が図られ、特にライプチッヒでは未だ工事現場がちらほら目につきます。それでもWM前にずいぶん修復が終わって、友達は以前に比べたらきれいになったといっておりました。

《作曲家J.S.バッハのゆかりの地ライプチッヒ・トーマス教会。この教会の中にバッハのお墓がある。》




《ライプチッヒ旧市庁舎》   《良く見るとニコライ教会にもWMの波が!》
















《おりこうさんなお買い物わんちゃん♪しっぽをぶんぶんふって、人懐っこい。》











《そして、ライプチッヒよりも更に小さい町ハレ。大学しかない辺鄙な町と聞いていたけれど、昔ながらの街並みが残っていて素敵な町でした。》

Sonntag, Juni 18, 2006

祭りの月

ベルリンの6月は、たとえWM(ワールドカップ)がなくとも祭りの月だったりする。

この前の文化カーニヴァルに続き、今週末はジャズフェスト、来週はFete de la Musiqueが待っている。

毎年この時期、大学も忙しくなってくるのに、毎週のようにある祭り・イヴェントにもついつい足を運んでしまい、時間に追われ自己嫌悪。今年はWMがある分更に大変なことになっている。
大学・仕事・祭りで減らせるのは祭りのみ。やっぱ来週のFete de la Musiqueはあきらめるしかないか。欲張るのは、よくない、よくない。二兎を追うもの一兎も得ずである。っていうか三兎追ってるし・・・。(笑)

《"KREUZBERG JAZZT!" 50をこえるバンドがベルクマン通りを中心に設置された4つの舞台で生演奏を披露。ジャズフェストなはずですが、ジャズと全く関係ないジャンルのバンドもかなりある。ちなみにこの子達はNizzaから来たMandarineという女の子バンド。(もう一人います。)ジャンルはTutti-Frurri- Jazzだって。ジャズ・ワールドミュージック・ボサ・ポップのミックス!混ぜりゃいいわけじゃないだろうに・・・と思ってたけど、聞いたらすごくいい感じ。良かった!かわいかった!》
《はじめて見た!のこぎり楽器。その名もミュージカルソウ。しなっているのがソレ。弓でこすって音を出す。のこぎりの音はヴァイオリンに似ているけどもっと繊細な感じ。のこぎりでこんな音がでるなんて正直ビックリ。》




《お嬢さんのちょうちょバックが妙に似合うパパ。素敵♪》


おまけ:

《6月17日通りのファン・マイレ。日本VSクロアチア観戦。》
《いわずと知れたブラジルファンは、どこへ行っても目立ってる☆》

Montag, Juni 12, 2006

WM(Weltmeisterschaft/ワールドカップ)開幕、そして・・・。

最近時間があればサッカー三昧の日々です。

ベルリンにはあちらこちらに大きなスクリーンが設置され、臨場感あふれる試合観戦ができます。なによりもファン達の熱気がスバラシイ。ここぞとばかりお祭り騒ぎ。試合というよりは、観戦するということ自体を楽しんでいる感も・・・。

今日は日本のユニフォームを着て、意気込んで大スクリーンのあるソニーセンターへ。日本・オーストラリア戦を観にいきました。が、結果はもーー残念!皆さんきっとご存知の通り最後の最後で大負け。
ここ1週間で急に暑くなったドイツ灼熱太陽の下、ゲームの最後は体力勝負。後半交替して来たまだ元気なオージー選手にまんまとやられてしまったなぁという印象。
はーー・・でもこれでめげず、次回のクロアチア戦も日本の応援に勤しんでまいります☆

今日、観戦したソニーセンターはドイツでWMを放映している3つのテレビ局の内の一つZDFのスタジオも置かれていて、テレビでお馴染みの司会者のKernerさんとともに、後方の観客席にいた私たちも豆粒大でテレビに映っておりました。
Kernerさんは、試合開始前にがっちりした銀のアタッシュケースからおもむろに優勝トロフィーを取り出し観客に見せに来て、直にトロフィーを触ったり持ったりできた観客もいました。
ただ、そのトロフィーがオリジナルなのか、レプリカなのか聞き逃したためどっちか不明。実際トロフィーを持った観客はずっしり重かったといっていましたが・・・。
後で聞いたのですが、優勝者は表彰台ではオリジナル・トロフィーを授与されるけれど、実際もらうのはレプリカだそう。
ということは、どっちにせよ、あのトロフィーは今年の優勝者に渡るということ!?気分的に貴重なものを間近で見れた感じ。

ちょっと沈んでいた試合の後、なんとあの伝説のサッカー選手、ブラジルのペレがゲストとして登場。
日本・オーストラリアの試合なのに、やけにブラジル人の応援が多いから、ジーコのおかげかしらと思っていたら、ペレ目当てのブラジル人も多かったらしい。
観客盛り上がりまくり。
すごいなぁサッカーパワー。いまさらながら。

このパワーに微妙に押されつつ、でも、もともとお祭り好きな質。やっぱフィーバーしないわけにはいかないでしょう。WMはまだ始まったばかり♪






Sonntag, Juni 04, 2006

Karneval der Kulturen♪文化カーニバル

ベルリン・クロイツベルクで年に一回開かれる文化カーニバルが今年もやってきた。

この日、パレードの日には、ベルリンに住む様々な国の人々が、山車とともに自分の国の伝統的な衣装を身にまとって3,3キロの道のりをそれぞれの国の音楽にあわせ踊りながらクロイツベルクを横断。

今年このパレードに参加したのは4300人で国籍は70カ国にわたるそう。
流石、人種のるつぼベルリンならではのお祭り。

今年も35万人もの観衆が集まって、すごい人。ここまで人がいると、熱気で肌寒い天気もあまり気になりませぬ。
例年文化カーニバルの時には雨が降る傾向で、今年も雨が懸念されていたけれど、一時パラパラ来たのみで大降りにならず助かった~。
キューバ・リブレを飲みながら、国際色豊かな山車について歩いて、と言うか、ついて踊って汗までかいて、楽しい時が過ごせました。

ちなみに日本の山車はありませんでした。
一緒に行った友達に、来年は日本の山車を出してみたら?と言われ、いや、それはやんないでしょう、と思いつつ、日本の伝統的な音楽+踊りって??と、ふと考える。
盆踊り、阿波踊り?
ふいに山車の後方で阿波踊りを踊りながらついてくるドイツ人を想像して、一人でぷっと笑ってしまった。
う~ん、まぁ無難なところで和太鼓かなぁ、踊りはドラムに合わせて踊る感じで良いし・・・(っていうかそれも無理がある?)と一瞬友達にのせられて日本の山車コンセプトを考えだしてしまった私。
いやいやだから私はやらんて。

ベルリン日本人コミュニティーが今後大きく膨らんでいけば、いつかは日本の山車も出るかもね♪


Donnerstag, Juni 01, 2006

はたまた冬に逆戻り!?

ぶるぶるっっ~~。さ・さむいーー。6月に入ったと言うのに、なんだこの寒さは。
今日の予想最高気温12度、最低3度。こりゃ冬でしょ~~。ぅぅぅ。
せっかくしまった冬物をすごすご出す。
最近寒いだけじゃなくて、雨も多いし。
唯一持っていた傘(折りたたみ)が壊れ、雨にぬれられながらの移動も多い。
そのせいか、なんか風邪っぴき。(はやく傘買えって?)

この風邪っぽさは、のどにきていて、「のど・気管支ティー」が欠かせなくなっている。このお茶は薬局で簡単に手に入るハーブティーで、オオバコ、甘草、ウイキョウ、タイム(タチジャコソウ)入り。

タイムは料理にけっこう使うとしても、他の薬草名はあんまり聞かないし、自分では料理とかに使わないなぁ。

甘草は、ドイツのお菓子ラクリッツェ<←左の写真>のもととなっているハーブだそう。どうりでお茶の味はうっすらラクリッツェ風味。ほのかに、あの独特の甘苦い味が・・・。
なんとも言えない凝縮された甘苦さ、あの“濃さ”に、私はお菓子のラクリッツェを一つ丸ごと食べられたためしがない。
でもハーブティーならあの強烈さが1000分の1くらいに収まっているので問題はないです。(笑)

ラクリッツェは北欧でも良く食べられているそうです。(ご存知でしょうかこのお菓子?)
そういえば、ドイツではIKEAに塩にまぶされたラクリッツェ(魚の形をしたやつ)が売っています。一度これが大好物なドイツの友人があっという間に一袋完食したので、驚愕したものでした・・・。

それはさておき、話がとびとびですが・・・そう、寒いんです!
この季節外れの寒さ、ハーブティーでなんとか乗り越えられるか?!
がんばるぞ~~。