Freitag, August 29, 2008

真夏の夜の夢☆

真夏も何も。かろうじてまだ夏かなっという感じの今日この頃。

モンビジュー・パークにある野外劇場で、『真夏の夜の夢』を見た。
開始は日も暮れた夜9時半。天気も悪くなかったので小さな劇場は満員。
開始ぎりぎりに入ったクリ&私は、かろうじて一番後ろの席をゲット。

観客席は木造で、木のいい香りがする。
屋根は後ろの席の上にあるだけなので、雨が降ったら劇は中止になるのかも。
舞台も屋根なしの青空舞台。

この真夏の夜の夢は、へクセンケッセル・ホーフテアターという団体が手がけている。
彼らの演出・舞台・衣装すべてが良かった。
妖精たちが住む森のシーンが多い話だけに、モンビジューパークの野外舞台はぴったりだった。脚本も笑わせる。けど、話の展開はシェークスピアの原作に忠実につくっている。なにより小さな劇場なので役者たちの息遣いが伝わってきて臨場感たっぷり。それがこの劇場の醍醐味でもあるのかも。

余談だけれど、最近では、日本では、真夏の夜の夢は、『夏の夜の夢』と訳されているそう。
まぁ、原題がA Midsummer Night's Dreamなので、直訳すると夏至の夜の夢。夏至と真夏では意味が違うかららしい。
私は真夏の夜の夢と学校で習ったので、ごろ的にも、真夏でもいいじゃんと思うのだけど・・・。ちなみにドイツ語でも、夏至とは訳されておらず、ただの夏の夜の夢Sommernachtstraum。



まぁ、それにしても、こっちの人って夏になるとなんでも野外。好きだよな~。
一分でも一秒でも、日が落ちたって外で夏を謳歌していたいのでしょう。

これから長~い冬がやってくるからねー。
あーいやだ。

今のうちだけは、冬のことを考えず、残りわずかな夏にすがっていたい。
夏の夜の夢~☆

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