Samstag, September 30, 2006

グローバルフェスタ2006

くーなんだかんだいって、やっぱ忙しくなるんだよな、日本滞在。
ブログ仲間の皆さん、お久しぶりです。

9月末日、今ボランティアしつつ、自分の調査にご協力していただいてる非営利団体のお手伝いに、グローバルフェスタJAPAN2006に行ってきました。

日比谷公園で入場無料。たぶん、200を越すだろう国際協力に関わる団体・大使館
などが出展。

うちのNPOも、フィリピンのパンシット(焼きそば)や乾物類、民芸品を売りつつ、在日フィリピン人の現状についても知ってもらえるよう広報活動に精を出しました。(活動内容・詳しくはココ)。

休憩中に日比谷公園をぐるっと巡り、他の団体も覗いてみたけど、これほどの国際協力に携わる団体があるとはほんとにびっくり。

日本国内外を問わず、知られざる多くの問題が存在していること、普段普通の日常ではあまり見聞きしない国際問題の状況を知る、またその問題に真剣に携わっている人々との情報交換ができるいい機会となりました。

毎年やってるこのフェスタ、次はまた一年後となりますが、日本滞在の皆様は是非足を運んでみては。目からうろこが落ちる体験ができるかも。


Dienstag, September 05, 2006

出会いあり、別れあり、そして再会あり・・・

外国人として暮らしているからか、類は類を呼ぶもので、私のドイツで知り合った友達の70%は、ドイツに住む外国人である。そして、その出会った友達の大半は、既にベルリンを離れ違う街、違う国、母国へと世界中に散らばっている。

私は同じ街に住み続けているからか、というか、だから必然的に、これまで幾度も去っていく友達を見送ることになり、その度、再会を祈りつつも、どこか取り残されたような淋しい気持ちを味わってもきた。

もー見送るのはこりごりだ~~と言うのが正直、本音。特にもういつ会えるか分からない友達との別れは、悲しさ倍増である。

昨日、また友達を見送りに行くことになった。
一緒に大学卒業試験を乗り越えた女友達である。
彼女は、卒業後はベルリンでインターンをしながら仕事を探していたが結局ドイツでは見つからず母国ブルガリアに帰らざる得なかった。
そう、外国人友達が去らざる得ない理由は、ドイツの労働者雇用における外国人を望まない体質にもある。(どの先進国でも似たり寄ったりだとは思うけれど。)たとえドイツ語がパーフェクトに話せても、ドイツ大学卒業という資格にみあう職を外国人がドイツの企業で得られるというのは、難しい。

いつも二人でつるんでいた彼女との別れは残念だし、なんとも悲しい。一緒に語ったり、笑ったり、励ましあったりしてきた思い出が途方もなく別れを惜しませる、けれど、もう彼女と一生会えないわけでもない。
彼女の出身地ソフィアはベルリンから飛行機で2時間。会おうと思えばすぐに会える!
そう自分に言い聞かせて、もう両手では足りないくらい大切な人たちを見送ったベルリン・テーゲル空港で、ゲートに入っていく彼女に手を振った。
涙をやっとこさ、こらえて。
はぁ~、でもやっぱ、さみしくなるよ~!!!


実は、一週間後に私はまたここテーゲルに来る。
見送るのが嫌になったからと言うわけではないが、今度は私が見送られる側になる。
博論の調査でまた日本へ一時帰国することになったからだ。しかも、今回は滞在期間、3ヶ月ときている。もっと時間がかかるかもしれない。念のためオープン・チケットを買った。

クリをはじめ、こっちの友達としばし離れ離れになるのはつらいけれど、日本での再会やすべきことも待っている。体を二分するわけにもいかない。
ドイツと日本がもっと近ければ良いのに!とこんな時ホントにそう思う。
あのヨーロッパと日本を3時間くらいで結ぶというスーパージェットはいつ一般に使用可能となるのだろう。
それが待てなくても、飛行機代が今の4分の1、5分の1くらいになってくれれば、もっとお手ごろに行き来できるのに!

って夢はつきないけど、今は、この状況で最善を尽くすしかないよなぁ。はぁ。

物理的な距離、人間社会・国家が作り上げた国境の高さをなんとか乗り超えて、多くの友人や大切な人々との出会い、そして別れの後に待っている再会をできる限り繰り返していきたい!と心から願ってやみません。