ドレスデンはプラハとベルリンのちょうど間くらいにある。
プラハからの帰りについでに寄ってみた。
ドレスデンは第二次世界大戦でベルリンと同じように破壊尽くされたが、東西統一後地道に復興・復元が進んでいる。
まずはドレスデンの中心に位置し、街のシンボルでもある聖母教会からどうぞ。

聖母教会の中も当時の輝きが蘇っている。


これは、戦下で奇跡的に残ったドレスデン城(レジデンツ宮殿)北東側の武芸競技場シュタールホーフ(Stallhof)の外壁『君主の行列』。(奥に見える赤い屋根がレジデンツ)102mの長さがあり、マイセンの磁器タイル2万5000枚からなるそうな。ここには先頭の古い時代から始まり近代へとザクセン代々の選帝侯や国王35人が描かれている。



歴代ザクセン王の居城であったドレスデン城。



ツヴィンガー宮殿の王冠の門。


ドレスデンの国立歌劇場ゼンパーオーパー。
ザクセン王のビールだったラーデベルガーのCMの背景にも見られるのはこれです。

中央がドレスデン城。右側には宮廷教会が建っている。

ブリュールのテラス。ここから街の中心を流れるエルベ川と対岸の新市街を眺めることができる。


新市街側にある日本宮殿。何が日本なんだろう。この屋根の形??宮殿内の屋根を支える彫像は、どうみても中国人でした。ありがち・・・。

エルベ川に掛かるアウグストゥス橋から旧市街を眺める。

ベルリン以上にまだまだ多くの工事現場が残るドレスデン。東西統一後のドレスデンの復興は目覚しいものの、バロック時代建築の再建と戦争の爪あとからの完全な復興にはまだ時間がかかりそう。とは言え、バロック時代の華やかさとは違った新しい風がドレスデンには吹き始めている気がします。
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