2008年初投稿。全く忙しさにかまけて、ブログをほぼ放り出し状態でした。
こんなブログですが、今年もどうぞよろしく。
さて、ブログを放り出していたこの数ヶ月の間、何に専念していたかといえば、ベルリンでのアート展示会のオルガナイズ。
あれ、kaoluって社会学の研究者じゃなかったの?おいおい、論文はどうした?それも放り出していきなり芸術家に転身か?と言う声も、どこから聞こえてきそうな・・・。
実は、一年くらい前に「エーリアン(よそ者)」「国境」「グロバリゼーション」「移民」を巡る社会問題をテーマに活動しているアーチストグループ、グローバルエーリアンから社会学者としてお呼びがかかり、メンバーの一員になった。
アートと社会問題がどうやって結びつくんだろう?と最初は少し半信半疑だったけれど、グループのアーチストに関わってみて驚いた。根本的には、私も彼らもやっていることはあまり変わらない。私は表現方法として論文を書くけど、彼らは、それを映像や音、色、物、空間を使った作品で表現する。問題意識や問題を追究するといった部分では同じようなレベルで話し合えるし、逆に違った視点が私の視野を広げてくれる。
今回、ベルリンのクンストラウム、クロイツベルク/ベタニエンでグローバルエーリアンの展示会、ワークショップ、イベントが開催される。
期間は4月27日まで。
ベルリン在住の方、または、たまたまベルリンにこの期間いる方、是非お越しを!!
「他人とはなんだろう?」「私と他人、私の集団と他の集団を分け隔てるものは何?」「境界はどう作られる?そしてどう作用する?」「国籍ってなんだろう?」
そんな問いに浸りつつアート&イベントを楽しんでもらえると嬉しいです。
詳しいインフォは、こちらでもどうぞ。
近いうちに、カタログ&文集ブックも出版されます。
あーー3ヶ月の仕事の成果がここに・・・。現れればいいけどね。
出版されたら、またこのブログでお知らせ(宣伝)します。
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