マニラ首都圏の隣の州リサールのモンタルバンにある幼児教育施設に訪れた。
この施設では、日本人シスター有田さんが中心となり、貧しい家の子供たちを早い段階から、家庭の環境に左右されず教育を受けられるように支援している。
シスター有田から直接お話が聞けたり、子供たちと直に接することができて、貴重な体験ができた。
ここの子供たちは、近くのごみ集積所のごみを拾って大変苦しい生活している家庭の子ばかりだ。そんなこの子達にとって、この教育施設の存在は一筋の希望の光となっている。
皆で帰りの挨拶をした後、お土産のサンドイッチをもらって家へ帰る。
遠くに見えるのが、日本でも知っている人の多いパヤタスのゴミ集積所。教育施設に来る子供たちの家庭があるモンタルバンのゴミ集積所は、ここよりも更に大きく、マニラ首都圏の 17 の市のうち10の市からゴミを受け入れるフィリピン最大のゴミ投棄所となっている。
ゴミ集積場で暮らす人々のいるフィリピンの厳しい現実を目の前に
、子供たちが困難きわまる生活環境に負けず、希望のある未来を切り開いていけるためにも、モンタルバンのような教育事業はかけがえのない重要なものだとあらためて感じる。
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