Samstag, Dezember 31, 2005

ハンブルクの大晦日・Silvester写真集

                   《ハンブルクの市庁舎》



《ハンブルクはブレーメンと同じく港町。エルベ川に浮かぶ船は北海に向かう。》


《ハンブルク・ザンクトパウリ地区の有名な大歓楽街レーパーバーン通りの横道。》


《大晦日から新年にかけて、通りは花火のけむりと爆竹やロケット花火やらのバンバン・ヒューという騒音とで一杯になる。》

Donnerstag, Dezember 29, 2005

ブレーメンの一週間

気がつけばクリスマスも終わり、年明けまであともう4日。早いもんだー。
皆さん、素敵なクリスマス過ごされました?

ドイツでは24日から26日まで3日間クリスマスのお祝いが続き、この期間、毎日のようにあちらこちら出まわった上、暴飲暴食とくるから、私はここでやっと休憩が入ってホッと一息ってな感じ。

明日は、一週間滞在したブレーメンに別れを告げ、ハンブルクへ向かいます。
ブレーメンからハンブルクまでは車で約一時間半。
クリの友とクリ、私の3人でMitfahrzentraleの相乗りサービスを使って行ってまいります。(使えてお得な相乗りサービスについては、今度また書きます。)

年越しはハンブルクなので、次のUpは、2006年。
皆様、よいお年を!!! Guten Rutsch ins neue Jahr!!

Freitag, Dezember 23, 2005

ブレーメンのヴァイナッハテン☆Weihnachten写真集






《ブレーメンのクリスマス市。中世から残るドームと市庁舎が荘厳な雰囲気を漂わせている。》




《クリの家のクリスマスツリー。ドイツでは、大抵もみの木の生木をクリスマスツリー用に用意する。今年はマリオンに代わり私が飾り付け担当。》

Mittwoch, Dezember 21, 2005

クリスマス市☆



やっと行って参りましたクリスマス市。今年は、フィンランド式クリスマス市には行ったくせに、未だに普通の(ドイツの)クリスマス市に行っていなかったのでする。


さて、私が行ってきたクリスマス市はベルリン一美しい広場として名をはせるジャンダルマン・マルクト広場にどんとひろがっている。前に同じくベルリン在住のねずみXさんも紹介していたところ。
本当はこのクリスマス市、入場料が1ユーロかかるのだが、うちが取ってる新聞に無料券がついてきたので、行かなきゃ損々とずっと思っていたのだ。




クリスマス市の中には目を引く品々を置いている屋台でいっぱい。




一瞬、不思議の国にきてしまったような感覚におちいってしまう。











やはりクリスマス市に来たら、グリューワインで乾杯♪今年初のドイツ・グリューワイン。
































ここでしか食べれないものを!と思い、ラームブロートを購入。この↑小屋でパン職人のこねた手作りの生地に、コッテージチーズと細切れベーコン、西洋ネギをのせただけのシンプル・パンです。が!できたてアツアツは素晴らしくおいしいのでした。





市の中には舞台も設置されていて、サンタクロースが子供達にプレゼントを配っていました。うーーーうらやまじぃ~~~。






クリスマス市に来て、いよいよ気持ち的にもクリスマス*クリスマスしてきました。
明日から、私は同居人の出身地ブレーメンへ行って参ります。
彼の家族とのクリスマス。ミュンスターの親戚のとこにまで、昨年と同様、連れられていきます・・・。
大晦日(Silvester)は、ハンブルグの友達のところで過ごす予定。
つまり、ベルリンに帰ってくるのは年明け!

ブレーメンでは、インターネットに行けるかもしれないので、更新できる可能性有りですが、まだどうなるかわからないので、とりあえずは早めに、皆様には、素敵なクリスマスと良いお年を心からお祈り申し上げます!!

Sonntag, Dezember 18, 2005

第4アドヴェント

あぁ気がつけばもう第4アドヴェント。ドイツでは多くの家庭でアドヴェンツ・リースに飾られた4つ目の蝋燭が灯されたはず。
最近はちらほら雪も降っているし、天気予報によれば、ホワイト・クリスマスも期待できるそう。
ここのところ、次から次へ友達がクリスマスを家族と祝いにベルリンを後にするというので、会えば毎回別れ際には、「良いクリスマスを!」と「良いお年を!」が定番になってきている。はぁ年末ですなぁ。

それはさておき、クリスマスまであと一週間。
私は未だプレゼントを一つも買っていないという、焦るべき状態。
ドイツでは、普通24日の夜にクリスマスプレゼントを開けますが、残り日数少ない上、クリスマス前に終わらにゃならん研究が・・・うーーん、なんか24日ギリギリまでプレゼント探しに奔走しそう・・・。

Mittwoch, Dezember 14, 2005

岩壁登攀



前々から友達に誘われてて、行こう行こうと思っていたロッククライミング(日本語で岩壁登攀トハン、だそうです・・・。)がやっと実現。半額で入れるハッピー・アワーをねらって、チャリでひたすら北へ40分ほど走る。今日はとことんスポーツの日ということにしたのだ。
なにげにベルリーナーは、ロッククライミングをする人が多いらしく、友達曰くベルリンにはなんと40カ所を超えるロッククライミング場があるらしい。平坦な地形に住むベルリーナーは山に対する憧れがあるのか!?

それはさておき、私達が行ったインドアClimbing Centerは、初心者から上級者まで楽しめる様々なルートが用意されており、トップロープクライミング、リードクライミング、ボルダーリング3種類ともできる施設でした。

さて、そこで、ロッククライミング用語説明のお時間です~。

まず、ルートとは、頂点までならぶ岩のことで、難易度も色々。普通インドアでは岩に色分けがされていて、同じ色の岩だけを使って頂点までたどり着くようにする。初心者用のルートはハシゴのようによじ登れる感じで岩が配置されているが、超難易度の高いルートは、岩がすごく小さくて、こんなのどうやってつかめるんだって感じな上、一つ一つの岩が以上に離れて配置されていたりする。
3種類ある岩登りのうち、トップロープクライミングとは、ルートの最上部に設置された確保支点にロープがかかっていて、一方は地上にいる相方がもち、一方はクライマーにくくりつけられていて、すなわち命綱がついた状態でクライマーは登っていくことができる。
リードクライミングは、トップロープクライミングとさほど変わらないが、クライマーはルート途中の確保支点(ボルト)にロープをセットしながら登っていく。
ボルダーリングは、ロープを使わずにだいたい3.5メートルの高さまで登る。

登る為の装備としては、クライミング専用の靴、ロープをとめるベルト、手が滑らない為のチョークがある。これらは、大抵、クライミング・センターで借りられる。ちなみに我が友は、My3点セットを所持する、クライミング歴4年のクライマー。色々教えてくれて頼りになりました。

初心者の私は、まずボルダーリングから。色にこだわらず、ある岩を使って、ボルダーリングの頂点3.5メートルの高さまでのぼる。やっぱ、これぐらいは軽くいかねば、子供の頃木登り名人で名をはせていたプライドが傷つく!と頑張ってよじ登る。とは言え、このプライドをかけた岩登り、実は全身の筋肉フル活動でかなり体力消耗する。1ルート終えると、もうへとへと。自分の体力の衰えに失望。

次にがんばって、トップロープクライミングにも挑戦。
下で補助してもらって、高さ10メートルの岩壁を上る。上ばかり目指してひたすら登ってきたものの、頂点から下見てビックリ、た、高い~~。こりゃ落ちたらやばいでしょぅ。まぁそうならない為に命綱がついているわけですがね。
トップロープクライミングでは、登るのはいいけど、補助する方はまだ気が引ける。
なんせ、ロープが命綱の役割を果たす為には、補助する人がきちんとロープの片側を握って、ロープは常にゆるませてはならない。人一人の命を預かっていると言っても過言ではないこの補助係。自分が登るときよりも気が引き締まります。

それにしても、岩登りは思った以上に激しい全身運動です。体の筋肉を鍛えるにはもってこい。でも明日からの筋肉痛を考えると、ツライ・・・。

Montag, Dezember 12, 2005

ベルリン国立図書館



通称シュタビ(Stabi-Staatsbibliothek国立図書館の略称)でお馴染みのベルリン国立図書館は、いつ行っても勉学に勤しむ老若男女でうまっている。私がよくお世話になっているポツダム広場のシュタビは、土曜なんか、開館と同時に入らなければ、席を取れるのは運次第。
大学にあるほとんどの図書館が土曜には閉まってしまう中、ベルリン3大学+専門単科大学の学生に高校生、その他研究者が殺到するのだ。600を越える勉強机がすぐ一杯になってしまうのも分からないでもない・・・。
まぁ席が取れないときは、シュタビのカフェテリアでお茶を飲みながら文献を読むというのもいいかな。

なにげに、このシュタビはベルリン観光スポットだったりもする。
あの有名なヴィム・ヴェンダーズの『ベルリン天使の詩』の天使がよく訪れる図書館はここなのです。(ちなみにニコラス・ケイジとメグ・ライアン主演の『シティ・オブ・エンジェル』はハリウッド版リメイク。オリジナルの方がストーリー的にも、カメラタッチも100倍いいというのは周知のこと。)
勉強を目的としない映画フリーク&観光客が中に入ってきてしまうという理由で最近一日入館券が廃止されてしまったほど盛況でした。が、今や、一ヶ月券10ユーロ又は一年券25ユーロしかないので、さすがに、わざわざ10ユーロ出して、図書館内でベルリン天使の詩の世界に浸ろうという人はなかなかいない・・・。



シュタビの強みは、扱う文献の量。大学にない文献が頻繁にある上に、大学では貸し出してくれない文献も貸し出しOKの場合が多い。
開館時間も平日9-21、土曜9-19と机に向かう時間はたっぷり。
これで館内に無線LANがあれば最高なのにぃと思ったりもするけれど、あったらあったで、私だったらインターネット・サーフィンの誘惑に勝てずに勉強そっちのけって事にもなりかねない。やっぱ、ここは集中して勉強するには最適な場所なのです。

Freitag, Dezember 09, 2005

FIFA・W杯抽選会


今日、ライプチッヒで2006年サッカーワールドカップの第一次リーグ対戦相手を決める抽選会が行われた。
気になる日本はグループFで、ブラジル・オーストラリア・クロアチアと対戦することになる。
うーーん、悪くない対戦相手。だけど、ブラジルは飛び抜けているとして、日本・オーストラリア・クロアチアの間で、激しい2位争いが繰り広げられそうですねぇ。ちなみに二位以内が一次リーグを突破して次に進めます。
残念ながらベルリンでは一次リーグの日本戦はありません。それどころか、日本戦をベルリン・オリンピアスタジアムで見る為には、日本が決勝まで進まないと可能性がもうない・・・。そりゃちょっと、むりだよって感じですね。(チケット取るのも、日本が決勝まで進むのも。)

さて、開催国のドイツといえば、グループAで、ポーランド・コスタリカ・エクアドルとまずは対決。前回のW杯では、くじ運だけで決勝にまでのぼりつめたドイツ。前回に続き、申し分ないくじ運パワー発揮。一次突破は難なくいきそう。
ま、運も実力のうちと言うし、開催国として今回も頑張って欲しいものです。


さて、話はちょっとだけ変わって、ドイツ・サッカーW杯、オフィシャル・マスコットのGoleo VI.(ゴレオ6世)について。右の写真参照→
この、ライオンをモチーフとしたマスコット、これがまた、全くかわいくないぃんだ。
その割には、実はこのゴレオ、マペット・ショーやセサミ・ストリートでおなじみのJim Henson Companyによってデザインされ、25万ユーロもかかっていると言うからビックリ。
25万ユーロもかけて、これでいいのか!?、みたいな・・・。いつも、なんとなく首(頭)と体のバランスが取れてないよ、ゴレオ。

そして、最初から謎だった、ゴレオ6世の6世とはどこぞから?2006年の6からか?なんて思いをめぐらせつつ調べたら、なんでも、ゴレオ・マスコットのデザイン選考で、6番目に紹介されたデザイン(つまり今のゴレオ)が選ばれたから6世だそうな。
だからって、わざわざ6世とつける意味があるんだろうか。更に謎。

そんなこんなで、なにかと不評を買っているゴレオ6世ですが、がんばって色んなポーズとって人々に愛嬌を振りまく姿がなんともけなげ。そんな毛嫌いせず暖かく見守ってあげようと思ってしまいます・・・。

Mittwoch, Dezember 07, 2005

ベルリンの大学

私の所属するベルリン自由大学で、またデモが始まった。‘また’と言うのも、2年前ドイツ全体で大学の学費導入の議論が活発になり、それまでただ同然だった大学の学費が多くの州で導入方向に定まっていった中、ベルリンでも将来的な学費導入が決定されたからだ。
その上、2009年までにベルリンにある3大学において7500万ユーロもの予算を削減するという計画が実施されつつあり、学生デモはかなり大規模に展開した。
私も当時デモの集会の他にも、デモをかねた街頭や地下鉄駅前でのゼミ(いわゆる青空教室・・・)なんかにも参加した。
今回のデモは、その時と比べると小規模だけど、これも場合によっては大きくなるかも。

ドイツって、デモで国政を変えられる、とまでは行かないけど、少なくとも簡単には国の言いなりにならずに改善させられるって希望がまだあって、こういう時、民主主義の醍醐味ってものを感じる。

今回のデモの理由は、学費導入反対、Bachelor導入後の大学側の組織上の問題への抗議などである。が、ドイツの大学状況を知らない人々には、分かりづらいと思うので順を追って説明しようと思います。

まず、ドイツの大学は基本的に国営(州営)で、ベルリンでは、今、学科にも寄ると思うけど、文系の学科では一セメスター103ユーロ+ベルリン内の鉄道・地下鉄・バス乗り放題のチケット150ユーロを払う。
日本的感覚で言えばこれはかなりの破格値だが、万人の教育を受ける権利をどこよりも尊ぶドイツに於いて、学費の値上げは、ことはかなく受け入れ難いことなのだ。

ところがすでに、バーデン・ヴュッテンベルク、ノルトライン・ヴェストファレン、バイエルン、ニーダーザクセン、ハンブルグなどの州が2006年遅くとも2007年までに学費を一セメスター少なくとも500ユーロ以上に上げることを決定した。
バーデン・ヴュッテンベルク州音大生の友達はすでに、一セメ500ユーロ払い出している。
ベルリンは学費を上げるとしたもののまだ不透明なことが多く、学生は悶々としている状況。

それに加えて、最近導入されつつある、bachelorとmaster制度による大学側の組織的カオスが学生達を混乱に陥れている。
ドイツでは、英語圏を中心に国際的基準となっている大学のbachelor/master体制が主流ではなく、その代わりに、ディプローム・マギスターという課程がある。
ディプロームはマスターにあたり、マギスターはマスターを二つの主専攻科目で得るという感じだが、bachelor/masterと Diplom/Magisterは全く違う課程なので、そう簡単に、これはこれにあたると比較できるものでもない。Diplom/Magister課程を卒業するには、文系だと平均的に5・6年はかかる。もちろん10年以上かけて卒業する人はざらにいますが。←かなりドイツ的。

ここ数年、大学の国際化をはかって、ベルリンでもbachelor/master課程が導入されてきたが、予算削減で教授数・授業数が減る+授業に人数制限がある等で、bachelor課程の学生が取るべき授業をとれなかったり、大学側でも、ディプロームとマギスター課程で手一杯で、bachelor課程学生に対しての情報提供や指導が疎かになったりで、かなり混乱気味。

私がディプローム課程の時は、取りたい授業はとれたけど、やっぱ、組織上の混乱はしばしばあった。最悪だったのは、卒業試験の時。9個の筆記・口述試験(しかも15の異なるテーマについて・・・)を三週間以内にこなさなきゃならなかった上、試験を担当する教授を自分で見つけて(しかも大抵教授は試験を担当したがらないから、たらい回しにされる)、日程も自分で組んでと、普通だったら大学側でやる準備等を学生がやらなきゃなんないときたから(勉強する時間無いっつーーの!)、学費がほとんど無い分、こういう苦労は自分で背負うと言うことか・・・と嘆かずにはいられなかった。

bachelor/master課程導入で今や状況は悪化しているらしいから、今ベルリンの大学で卒業を目指して頑張っている人々に心からエールを送ります・・・。

なんて、こんなネガティブな事ばかり書くと、これからドイツで大学に通おうという人々のやる気をそぎそうですが、きっと、ベルリン以外の州ではもっと、bachelor/master課程がうまく導入されているはず!
それに、ベルリンでもbachelor/master課程を選択できるようになったことで、短期間で大学を卒業できるようになったわけだし、良いと言えば良いのです。
学費が導入されたとしても、日本・アメリカ・イギリスなんかに比べれば、まだまだ格安な訳だし。
ベルリンで良いのは、大学が3つあって、そのうち一つの大学に所属していれば、どの大学の授業にも教授の許可さえあれば参加できること。やりたいテーマを扱うゼミは、この3大学のいずれかには、必ずある。
その他、ベルリンに限らずドイツでは、学生ということで得することが山ほどあります。
映画も映画館によっては普通の30%オフで見れるし、博物館でも半額で入れたりするしね。
学生割引が至る所に普及しているのです!(フォローになったかな・・・。)
博士課程の今、そんなに大学に入り浸る必要はなくなっているけど、学生のステータスは充分使わせてもらってます♪
ドイツで学生している外国人の皆様、大変なことは多いけど、お互いがんばりましょうね!!!

Dienstag, Dezember 06, 2005

アロマ・テラピー


冬は、特に家の中が、ストーブなんかの影響でかなり乾燥する。すかさず飲み物を飲んでないと、のどがからからになるくらい。いつもなら濡れタオルを掛けたりして保湿に心がけたりしたが、今年は保湿の強い味方、石炭ストーブがついている。

この石炭ストーブには真ん中に小窓がついていて、この中は石炭の熱でけっこう熱い。お湯を保温しておくには最適なスペース。
私は、保湿のこともあって、常に鍋に水をたっぷり入れて、ここに置くようにしている。たっぷり入った鍋の水はだいたい一日で全て蒸発してしまうから、びっくり。

そこで、やっと今日の本題ですが・・・
ただただ水を蒸発させるのもなんだなぁと思って最近始めたのが、石炭ストーブをつかったアロマ・テラピー♪

普通、アロマ・テラピーは「アロマポット」(上部の容器にお湯を入れ、精油を数滴落として、下からロウソクで温め、蒸気とともに香りを発散させる)を使いますが、それと同じ原理で、石炭ストーブを活用!鍋の水に精油をたらして、蒸発とともに放たれる、ほのかな良い香りを部屋で楽しむことができる。
ラベンダーの香りも良いけど、はまるのはブラッドオレンジの香り。

保湿とともにアロマ・テラピー。voila!電気代節約+こういう長所発見で、石炭ストーブ続けるのも悪くないじゃーん、と思う今日この頃です。

Sonntag, Dezember 04, 2005

フィンランドのミニ☆クリスマス市

スカンジナヴィア学を専攻している友達に連れられて、まだドイツのクリスマス市にも行っていないのに、フィンランドのクリスマス市に行く。
クリスマス市と言っても、クロイツベルクのパッション教会の一角を使っての小さなバザー兼クリスマス市。
フィンランドの食材、ムーミン・グッツなどがあって興味をそそられた。スイスに住んでるフィンランド人の友達のとこで食べたフィンランドのライ麦パンも売っていた。

クリスマス市にせっかく来たと言うことで、フィンランドのグリューワイン(赤ワインに甘味と薬味を入れて熱したもの)を飲む。フィンランドのグリューワイン(Gloegg・グルッグ)はドイツのよりもフルーティーでオレンジ味が強く、干しぶどうと砕いたアーモンドを入れて飲むのが主流。
グルッグで暖まったところで、更には、フィンランドのビールにも手を出す。
「Lapin Kulta ラップランドの宝」というこのビール。さすがフィンランドのビールだけあってアルコール度5.2%と高い。高いのはアルコールだけじゃなくて、値段も高かった。この缶ビール330mlに2ユーロも払ってしまった。
お味はちょっと酸味が強かったような。 (その前に飲んだグルッグのせいか?)
まぁ、何事も経験。
ほどよくお酒が入って上機嫌になれました。


Samstag, Dezember 03, 2005

映画 『高慢と偏見 - Pride & Prejudice』


ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』、読んだ方も多いと思いますが、キーラ・ナイトレイ主演での映画化です。
舞台は18世紀末のイギリス。キーラ・ナイトレイ扮するエリザベス・ベネットは5人姉妹の次女。女性に財産相続権がないこの時代、準貴族階級に属すベネット家が支配階級に生き残る道は、娘達が玉の輿にのること。そんな中、隣に超上流階級大金持ちのビングリーと、彼の親友でこれまた大金持ちのダーシーが引っ越してくる。
ビングリーは、ベネット家長女と恋に落ちるが、彼の親友ダーシーは下の階級に対して偏見が強く、金目当てに長女が近づいてきたのだと、ビングリーの恋心をよく思っていなかった。
プライドの高いダーシーにエリザベスは反発しながらも、次第に心惹かれていく。
純愛ストーリー。

この原作は、すでに1995年にイギリスでBBCテレビシリーズとして放送されていて、その時のダーシー役はあのコリン・ファース(『ブリジット・ジョーンズの日記』)。一緒に映画に行った友達はそのBBCバージョンを見ていたから、なにかと今回の映画と比べて、まぁまぁという感想だった。
コリン・ファースがダーシー、かなりハマっていそうだけど、原作も読んだことなく、比べる対象もなかった私の感想としては、ひたすら、素敵な恋物語~♪でした。見た後幸せになれる映画です。

今回はオリジナル+ドイツ語字幕で映画を見ましたが、やっぱ、オリジナルがいいですね。キーラちゃんの声がこんなだったなんて知らなかった。
そして、ベネット家のお父さん役ドナルド・サザーランド(『コールドマウンテン』)は、ほんとにいい味をだしている。良い役者がその他にも、ちらほらこの映画に華をそえています。

Donnerstag, Dezember 01, 2005

Vanillekipferl

毎年12月はクッキー中毒になる。今年も、送られてきたクッキーの山の御陰ではじまってしまった・・・。
ドイツのクリスマスの時期に食されるクリスマスクッキーはけっこう種類が豊富だが、その中でも私を虜にするのはヴァニレキプフェルとスペクラチウス。

今日は、まず、ヴァニレキプフェルの紹介♪
ヴァニレキプフェルのヴァニレはお察しの通りヴァニラのこと。つまりはヴァニラ風味のクッキー。特徴は三日月型をしていること。もともとオーストリアのクリスマスクッキーが、こちらの方まで広まった。
さくさくした食感がたまりません!

ヴァニラキプフェルの作り方:
*材料(30個分)*
200g マーガリン
100 g 砂糖
1/2本 ヴァニラビーンズ
100 g アーモンド(クルミ、へーゼルナッツでもOK)
260 g 小麦粉
50 g 砂糖(最後にまぶす) 
8 g  ヴァニラシュガー

1.マーガリンと砂糖をつやが出てくるまで混ぜる。
2.ヴァニラビーンズの中身をこすりとってマーガリンの中へ入れる。
3.すり砕いたアーモンドと小麦粉をマーガリンと一緒にこねる。
4.できた生地を丸めてアルミフォイルに包み1時間冷蔵庫にねかす。
5.ねかし終わった生地を直径4cmほどの棒状にまるめ、それを幅2cmごとに輪
  切りにしていく。
6.輪切りにした生地を三日月型に形作る。
7.190°のオーブンで10分焼く。
やきあがったヴァニラキプフェルに砂糖とヴァニラシュガーをふりかけたら出来上がり。

簡単にできるし、おいしい!けど、これ一個で121Kcalだって!
きぇ~~~そりゃ毎年この時期、特に太るはずだわ。